2019年03月一覧

共有している時空

心理学の三大巨匠といえばフロイト・ユング・アドラーですが、
フロイトが提唱した『無意識』の持つ力について勉強する機会がありました。

国際メンタルイノベーション協会 開催のベーシック講座の内容は、
主に顕在意識潜在意識の働きを見える化するワークショップ。

現在の科学では不可能と思われていた商品開発を具現化した、
ある企業フィロソフィーを体系化した講義内容で、
最終的には『思いは物質にも影響を与える』と言う検証実験として、
ユリゲラーのように簡単にスプーン曲げをしてきました。

人の意識は顕在意識が3%、潜在意識は残り97%と言われています。

この協会が提唱しているのは、人が認知している顕在意識は主人で、
残り97%にも及ぶ認知していない潜在意識は召使であるということ。
その実証として筋連動性などの実験を含めた講義で、
簡単に言うと、私たちの潜在意識には『夢』や『願望』を実現する
すごい力が眠っているんだよ!ということの検証に次ぐ検証の連続。

潜在意識の下には集合的無意識という領域があって、
フロイトの弟子であったユングが提唱した
概念を実証する内容も含まれていました。

この集合的無意識はアカシックレコードシンクロニシティーとも
呼ばれていて、全ての時空が共有していると言われている、
過去や未来、前世に至るまでの膨大な情報が集積された意識の集合体。
以心伝心や偶然の一致やデジャブなどが、これに当てはまる事柄かな・・
と思います。

この講義の中でもう一人の巨匠アドラーは出てきませんでしたが、
アドラー心理学の『幸福は過去から自由になれるかどうか』
と言う言葉がとても好きです。

過去の原因によって行動するのではなく、現在の目的によって行動する、
という考え方ができれば、明日したいことがもっと楽しみになってくる気がします。

講義中雑談の中で「ゴルフの時、腹式呼吸をして吐ききって息を止めてお腹に力を入れて
スイングしたら飛距離が伸びるからやってごらん!」と言われました。

先日行ったゴルフの時に検証してみようと思いましたが、
結果はトータル『178』の散々な結果。

その日は風もなく一日快晴の絶好のゴルフ日和で、ウキウキしてオシャレして、
ケラケラ笑って・・。
想像していた通りの楽しい時間でしたが、そこに至るまでの時間の中で、
ひとかけらも上手にゴルフをする自分は思い描いていなかったのは確かで、
潜在意識の忠実さをマザマザと実証した、あっぱれな結果でした。

講義を受けてから3ヶ月近く経ってふと気がついたことは、
コミュニティが一変していたこと。

何かに夢中になったり、過去ではなく、その先の未来を想像して今いる道を
進んでいる人たちと一緒に居ると、自然と笑顔になってきます。

全ては自分の意思が形作っていくという検証結果なのかな・・と感じ始めて、
なんだかすごく嬉しい気分です。






聞くこと 訊くこと 聴くということ

最近、カラーセラピストの資格を取得しました。

長年光を見る仕事をしているせいなのか、色に対しての関心が強く、
これまでもひとつの色に関心が向くと自分の中で急激なムーブメントが起きて
その色の服ばかりを着たり、身の回りの小物に至るまでその時一番好きと
感じる色のもので揃え始めます。

自分では全く意識していないのですが、写真の作品でも特徴的な色の出し方を
するらしく、フォトグラファー仲間から言わせると私が撮った写真だと『色で
わかる』そうです。

人にはそれぞれ色の表現方法があって、それは経験だったり思い出によって
潜在意識に刷り込まれたものや、本能的に生まれ持った集合的無意識レベルの
要素もあるそうです。

何れにしても色と心理は結びつていて、その時の心理状態によって関心が向く色や、
その色から得る恩恵があるのは確かで、古代には医学的な治療にも色の効能が
あるとされていたようです。

現代では心理面を支えていく方法としてカラーセラピーが活用されていますが、
勉強を進めていく中でとても深い考察だな・・と感じたのがきく事の違いを理解するということ。

クライアントをリーディングする上での大切な要素として、

聞く』・・・耳を使って聞く、相手の話を理解しようとしてきく。
訊く』・・・尋ねる。問いただす。(訊問)
聴く』・・・耳と目と心できく。
       相手の非言語(表情、動作など)を受け入れてきく。(傾聴)

Color Presents アドバンスカラーセラピスト テキストより

この3つのきくの違いによってきく側の解釈は大きく異なってきて、
それは普段の生活のコミュニケーションの中でも多いに言えることで、
なかなか自分の中に先入観を持たない上で『聴く』ことは
本当に難しいことだと思います。

そこにある想いを聴く力。

写真も、そこにある光を見る力によって、
その作品の説得力が大きく左右されると感じています。
その上で被写体の中にある想いに光を当てること。

色は可視光線という人が目で見て認識できる波長の範囲のものですが、
写真もカラーセラピーも、その物体の波長が放つ非言語に耳を澄ませる、
内側に光を当てて前進を促すという、深い洞察が必要な点でも一致しています。

心の中に、光の方向を指し示す色が眠っています。

因みに私は今、猛烈な紫ムーブメントを堪能している最中です。


小さな恋のメロディと黄金比

永い間、ブライダルフォトグラファーをしていました。

幸せの瞬間に立ち会うのは本当に感動的で、
それぞれに違うドラマがそこには存在していて、
気が付いたら24年もの時間が経過していたことが今でも全く信じられず、
強いて言えば自分自身の体力の低下がここ数年で一気に顕著になったことくらいで・・・。
いつも「結婚式って本当に良いな・・」と思い続けて撮影していました。

特に『新婦より新郎の方が1.5倍相手を好き』と感じる光景を目にするのが、
私の密かな楽しみのひとつでした。

子供の頃に観た『小さな恋のメロディ』と言う1971年のイギリス映画が大好きで、ストーリーは同じ学校に通う少年少女の淡いラブストーリーで、
本国のイギリスとアメリカではヒットしなかったものの、日本では大ヒットしたアラン・パーカー監督の処女作。

幼さゆえの切なさとか、未熟さゆえの危うさとか、不器用だけど純粋といった
思春期特有のアンバランスな感性が充満した映画の世界観が、子供心に『恋ってステキ』っていう、ある種のプロトタイプを植えつけた映画でした。

気が弱く大人しい主人公の少年ダニエルが放課後にバレエのレッスンをする
美少女の主人公メロディを目にした途端恋心が芽生えて、そこから淡いラブストーリーが展開していくのですが、1.5倍増で新婦のことが大好きな新郎を見ると必ずこの映画を思い出して、頭の中でビージーズのサントラを流しながら勝手に胸を熱くして撮影していました。

1.5倍増と感じるのは私の勝手な主観だったのですが、最近ふと「これもしかしたら黄金比?」と思い始めました。

黄金比は最も美しいとされる対比を数値化したもので、厳密には1:1.618
古代ギリシャで発見され、パルテノン神殿やピラミッドなどの歴史的建造物などにも応用されています。

クリエイティブな仕事をされている方は、おそらく皆さん日頃から意識的に取り入れている安定的な『美』の基準で、私自身も撮影時には常に念頭に置いている要素です。

人が美しいと感じる物体の法則と、この身勝手な解釈に関連性があるかはさておき、
1.5倍増の愛情で新婦を見つめる時の新郎の目は、ダニエルがメロディを発見して時が止まったように釘付けになって、ただひたすら相手を見つめ続けていた、あのときめいた少年の目と同じ輝きをしているのは、確かだと思います。

そしてその安定した愛情に包まれている時の女性たちは本当に美しくて、
そんな瞬間を見続けられたことに、今はただひたすら感謝です。





星の言葉

去年の今頃、自分のホロスコープを見て貰う機会がありました。

ホロスコープはギリシャ語で『時の見張り人』
という意味なのだそうですが、
自分の生まれた日時の黄道12宮の星座と太陽系の諸惑星、
またその星が持つエレメントを組み合わせて、
人それぞれの資質や生まれ持った役割等を読み解く、
いわゆる西洋占星術と言われるもの。

個人的な情報は何一つ伝えなかったにもかかわらず、
今現在の状況や各年代毎の特徴など、あまりにも的中し過ぎていて、
そこから一気に夢中になってアマゾンで何冊も本を買い漁り、
占い学校のWeb講習を受け、益々興味が増して単発のセミナーにも参加したり、
自分だけでは飽き足らず、興味を持ってくれた人のホロスコープをリーディング
させてもらったり・・・。
知れば知るほどその深淵にハマり続けた1年でした。

西洋占星術は、天体(アストロ)学問(ロジー)
アストロジーと言われていて、その奥深さは一般に思われがちな
「あなたの運勢見ますね」的な価値観を遥かに超えていて、
更にそれぞれの惑星同士の角度やら、読み解きの要素が無数にあって
まさに学問。
宇宙感が半端ない感じ・・・。

単純に「なんか凄いのに出会っちゃったな・・♫」と興奮の連続でした。

アストロジーは、概念としてよく『星の言葉』と表現されています。

自分が生を受けた瞬間に位置していた星座や惑星、
またその星同士のパワーバランスで自分の要素を知るって、
なんてロマンチックなんだろうと思います。

そう想って星空を眺めてみると宇宙からメッセージを頂けるような、
と言うか、もっともっと『星の言葉』聞きたくなります。





自分じゃないみたい!

写真を撮られるのがすごく苦手で不安もありましたが、

とっても素敵に撮って貰えて、見せてもらった時は

『自分じゃないみたい!』

と感動しました。


すごく楽しかったです。

一生の想い出になる写真をありがとうございました!

写真を撮る機会がある時は、また絶対お願いします♡





海のデトックス 山のチャージ

最近目にした記事で知ったことですが、海と山では心理的効果が異なるようです。

都会育ちの私は物心ついた頃から東京の活気やファッションが大好きで、
年に2回夏休みと冬休みに東北の母の実家に旅行に行っても、
帰省の車窓が徐々にネオンで照らされ始めると、なんとも言えない安心感に包まれていました。

30代を迎えた途端、急激な山ブームがやってきました。
休みの日には決まって女の子の山友と連れ立って2000m級の山に登山に出かけ、帰路の山里の小さな店で次回の計画を立てるという ルーティーンを繰り返し、健康上の都合で登山ができなくなると今度はピンポイントで那須ブームがやってきて、衝動を抑えきれずにとうとう家まで建てて移住しました。

当時何かに取り憑かれたように心が那須を求めていたのが、今になってやっと合点が行くというか、冷静に分析できる気がしています。

森のフィトンチットは殺菌浄化作用があって、人の細胞を活性化させると言われています。
森林セラピーの研究も進んでいるようで、森林浴はすべてのストレスマネジメントに有効なのだそうです。

消耗したエネルギーをチャージする場所なんですね。

20代の頃には湘南に友人が住んでいたこともあり、夏になると毎週逗子海岸に出かけて、砂浜に日がな一日寝っ転がって真っ黒に日焼けしていました。
その頃はいつか鎌倉に移住して、水平線に沈むサンセットを毎日眺めながら暮らそう心に決めていたのが、一転山里の住人になるとは。

きっと若い頃には溢れても溢れてもまだ満ちてくる諸々の感情をクールダウンさせたくて、エネルギーの放電効果のある海に出かけて行ったのだと、記事を読んで納得しました。

人は不思議と自分のエネルギーコントロールに必要な要素を選択して、心と身体に取り入れているのだと思います。

必要と思うもの、心地良いと感じる状態。

自分自身の内側の欲求が、きっと自分を癒し励ましてくれます。

時にはゆっくりとリラックスしながら、心の声に耳を傾けてみましょうね。