シューマン共振一覧

共振し合う『思いやり』

猫と犬が居ます。

猫がお兄ちゃんで犬が妹で、猫より犬の方がやや小さくて、
お兄ちゃんは妹が大好きで、
妹はお兄ちゃんを嫌いではないけれど
あまり好きではなくて、
特有の相対性で調和を保ち、一つ屋根の下で一緒に暮らして居ます。

普段はお互いあまり干渉せず、程よい距離感でそれぞれ勝手に
寛いで居ます。
どちらとも穏やかな性格で、然して感情の起伏もなくおっとり
していますが、どちらかが不安を感じた場面の時だけ、激しく
兄妹愛を発揮し合います。

妹の犬が苦手なシャンプーをされている時は、お兄ちゃんの猫が
私の足元にピッタリくっついて鳴き続けます。

その表情もご飯の催促の時とは明らかに違う、
もう、それはそれは必死な形相で、さも
「早く僕の妹を解放しなさいっ!!そんなに嫌がってるじゃないかっ!!
もうやめなさいっ!!」
とでも言わんばかりに、大っきな目を見開いて下から睨みつけながら
鳴き続け、妹が無事解放されると、何事も無かったかのように定位置に戻って
いつもの昼寝を再開します。

片や、猫のお兄ちゃんが最も嫌いな雷が鳴って、家具の裏側に籠って姿が
見えなくなると、その家具の正面側で妹の犬が心配そうにヒンヒン鳴き出します。
「お兄ちゃん・・、大丈夫?  怖いの・・?」
とでも言ってるかのような、
やさしく、何とも可愛い声でお兄ちゃんに呼び掛け続けています。

犬の嗅覚は人の10万倍〜100万倍、聴覚は4倍、猫の聴覚は更に犬の2倍
言われています。

両者とも自然災害の予知能力があったり、
人の健康状態を察知出来ると言われている理由の検証として、
この嗅覚や聴覚といった五感の発達が理論付けられていますが、
この兄妹の行動に関しては、また違った解釈が出来る気がしています。

むしろ不安を感じた双方の脳波の周波数を感知して、
それに共鳴して心配し合っているのでは・・と思ったりします。

人間もよく『あの人とは波長が合う』とか『波長を合わせる』なんて表現を
しますが、実際縁する人同士はお互い引き寄せ合って、またその逆の場合は
何だか居心地がしっくりこないものです。

因みに私たちが暮らすこの地球の音はシューマン共振(シューマノン周波数)
と言って7.83Hzらしいのですが、人が瞑想状態に至った時の脳波も
同じく7.8Hz程度になることが科学的に証明されているそうです。

誰もが癒される赤ちゃんの脳波は7.5Hzで、それに共鳴して人は安らぎを
覚えるのだとも言われています。

人間は『言葉』によって定義される生き物なのだそうですが、
人が発するたった一言が勇気になったり、
その反対に落胆になることもあり得ます。

言葉を持たない生き物が共振し合うこの『思いやり』の行動、
つくづくと、見習いたいものです。