心地良さの波動は空間にも伝播する
ものだと感じます。
以前からとても気になっていて、行ってみたかったお店にようやく行けました♡
とても暖かくてやさしい空間で、ちょっと大袈裟な表現をすると手招きされたような気さえしています。
時折仕事以外でどうしても撮りたいという、抑えがたい衝動に駆られて写真を撮ることがあります。
その対象は人であることが大前提なのですが、被写体のマインドとかセオリーとか、
目に見えない形而上的な事柄
に興味が湧いて急激な衝動が起きているような気がします。
あくまでも後付けの理由ですが、撮ってから「そういうことね・・♡」とか自己満足的に納得したりもしています。

写真の仕事をし始めた頃の私はアウトドア志向真っ盛りでどこに行くにも尾瀬にも、富士山の頂上にも、重い一眼のネガ機を背負って出掛けていました。
プリントすると必ず当時の師匠にご教示を仰ぎたくて「見て下さい。」とか殊勝な行動を習慣化していましたが、ある時とても率直で手厳しい師匠が「肖像写真のカメラマンが風景を撮るようになったらおしまいだ。」と一言言い放ったのを機に、人物以外の写真はほとんど撮らなくなりました。
でもね、師匠。
生命を宿したものに対しての畏敬の念とか、視覚化されない思念の具現化とか、言わんとされていたことは全身全霊で受け止めていたつもりですが、ちょっと新たな視点を発見した気がしているのです。
空間に覆う波動をコントロールする
のはやはりそこに携わり佇む人々で、その波動は調度品や料理の一つひとつにも確実に宿っていて、例えて言うと一時期民族的ムーブメントにもなった無言の『お・も・て・な・し』となり人々の心を潤すのではないかな、なんて感じています。
那須高原にある旬香創作料理店『アワーズダイニング』さん。
断りもなく勝手に掲載してしまうこと、お許しくださいませ。
お料理もとても美しくて美味しかったです。
♡ご馳走様でした♡
そして心から寛ぐ空間でした。
また行きますね。
ありがとうございました。
那須高原には元々開拓者たちのスピリットが現在の一大リゾート地としての繁栄をもたらした背景があります。
そしてそれを受け入れる広い受容性が備わった土壌だったから成立したとも言えるかと思います。
私は一方的に恋い焦がれて移住した都会育ちのよそ者ですが、未だ那須の新たなディテールを発見をする度益々想いが募ります。
所謂恋って、理屈抜きの自分本位な推し感ですしね・・。
まあ、それが堪らんのですわ♡